ASAの、ただのクルマ好き 第209回  日産が作った子供のための本格的な遊戯車です

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投稿日時
2019/06/30 18:49
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ちゃんとエンジンで走る

子供用のクルマです


遊園地の子供用の乗物って、小さいころは本当に乗るのが楽しみでした。ASAです。ただ、遊園地の子供用のクルマはほとんどがオモチャっぽいものばかりだったと記憶してます。


ところが、見てください。このクルマ。とても子供用とは思えない本格的なデザインです。


このクルマが展示してあったのは、イオンモール座間の展示コーナー。ここは以前日産座間工場があった場所で、カレスト日産が併殺されており、さらに近隣に日産の過去のクルマやレーシングカーが保管されているみたいです。


で、不定期にいろいろなクルマが展示。特に往年の名車やレーシングカーを間近で見られるとあって、クルマ好きはもちろん一般の人も、こんなクルマあるんだ、と楽しんでいるんです。


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ちなみにこのクルマは、DATSUN BABYという名前があります。1964年に現上皇陛下のご成婚を記念して作られた、横浜市緑区にある「こどもの国(1965年開園)」のアトラクションのひとつとして、子供たちに正しい知識を持ってもらい、交通安全に寄与する目的で作られたそうです。


ベースとなっているのは愛知機械工業が作った「コニー・グッピー」。これを日産が子供用に設計し直して、合計100台もハンドメイドで生産したんだそうですよ。


搭載されたエンジンは空冷単気筒2サイクル199ccガソリン。トルコンの2ペダル仕様で、最高時速30km。20km/hを超えると警報ブザーが鳴り、30km/hを超えるとエンジンがカットオフ。また20km/hを下回るとエンジンが再始動するという機構が組み込まれていて、子供でも安全に走ることが出来たんだそうです。





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全長約3m、全幅約1.4m、車重430kgの2シーターで、サスペンションは前ダブルウィッシュボーン、後トレーリングアーム。4輪ドラムブレーキと本格的な作り。デザインもオシャレで、このまま軽自動車として売ってほしいくらいです。


ダットサン・ベビィは約8年間こどもの国で子供たちにワクワク体験をさせてくれたんです。ボクも当時行ったことがあるんですが、遠足だったので残念ながら乗った記憶、というか見た記憶もありません。なんでだろう??


参考までにこの個体は100号車で、こどもの国の倉庫に保管されていたものを2014年にこどもの国開園50周年を記念して、日産名車再生クラブ(こんなのがあるんですね!)がレストアしたそうですよ。


子供の頃に乗れなかったので、是非試乗してみたいな。小さいから乗れないかな?


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■2ペダルですが、左右どちらの人でもアクセルとブレーキを踏めるような設計のようですね。

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■トランクがありますが、ここにエンジンが入っているみたいです。つまりRRってことでしょう。

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■タイヤサイズは4.00-8-4PR。ボディ全周にバンパーが付いています。

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■ピラー部にDUTSUNのバッヂが付いています。

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■カワイイですよね!