ASAの、ただのクルマ好き 第219回 げっ、現代のクルマでもこんなに錆びちゃうの? 

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投稿日時
2019/10/31 22:09
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まさかのトラブル

残念ながら車検を断念


台風や大雨で、大きな被害が各地に出ましたね。なんだか最近の自然災害は少し前とは規模が違い、とても恐ろしいですね。大丈夫かな、と思っていたらとんでもない被害を受けてしまう。2度続いた台風で結構痛い目を見たので、本当に自然の力の大きさを再確認させられたASAです。


さて、話が変わります。


1年前に買い替えたJ32ティアナ。4WD仕様で、格安だったもののブレーキやマフラーがサビでダメージを受けていて、部品交換や修理をした件は、このブログでもお伝えしてきました。


で、9月末で車検が切れるので、そろそろ予約をしなくちゃと考えていた9月の初旬にトラブルが発生したんです。そして、残念ながらこのクルマの車検継続を断念せざるを得なくなりました。


ごく普通に走っている時のこと。駐車場から出ようと道路との段差を乗り越えたとたん、下周りからイヤな金属音がしたんです。

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それはガチャーンというかなり大きな音で、マンホールの金属のフタが外れたような派手な金属音でした。でも、道路にはマンホール等はありません。


その後、ゆっくり走ってみると特に異音は出ていません。でも、ちょっとした荒れた道を走ると、たまにカチャカチャとフロント辺りから音が聞こえてきます。


スタビのリンクでも折れちゃったかな? ヤバいな、と早速行きつけの修理工場へ。クルマをリフトアップしてもらってフロント周りを点検してもらったのですが、異常はありません。


もしかしたらフロントじゃなくてリヤ? と後ろも点検してもらったんです。パッと見には特にリンクも折れていません。おかしいなぁ、とチェックしていると、整備工場のスタッフが、「ここじゃない? ひどいね~、完全に腐って取れちゃってるよ」というじゃないですか。


えっ、どこ? と指さす先を見てわが目を疑いました。なんとスタビの取り付けブラケット部が完全にサブフレームにめり込んでるじゃないですか!

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その部分を指で押してみると錆びてグズグズです。たぶん、道路の段差を超えた時に腐った部分が耐え切れなくなって、そのままサブフレームにめり込んだんでしょう。派手な金属音の原因はこの時の音だったわけです。


スタビは、サブフレームに2個のブラケットで固定され、左右ハブ部にリンクで留められています。つまり、このブラケット部に力がかかって、てこの原理でスタビが働いてボディの動きを規制しているんですね。


で、肝心の支点となるブラケット部が腐って穴が開いているために、まったくスタビは働いていな状態。むしろ、サスがストロークするたびに腐ったブラケット部に負担がかかるため、穴がどんどん大きくなっていき、サスが完全に壊れて走れなくなってしまう可能性があります。


そこで、応急処置としてリヤのスタビを外すことにしました。腐っていない方のブラケットも錆びていてなかなか外れなかったのですが、なんとか外してもらいました。




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外したリヤスタビは、スタビ自体も一部分が腐っていて膨らんでいるじゃないですか。


原因はやはり雪国で使われていたからでしょう。ボディは錆びていなくても、下回りなどサスペンション部には徐々にダメージが進行してこんな状態になったと思われます。


しかし、わずか10年程度でこんなに錆びてサスペンションにダメージが出るとはビックリです。雪国の人はどうしているんでしょう? サビで走れなくなった、なんていうことが頻発するのか心配になってしまいました。


最近では1台のクルマに長く乗り続ける傾向が高まっていますよね。なのに10年程度でこれほどひどい状態になってしまうなんて、雪国ユーザーは怒らないのでしょうか? それともそんなことは常識で、10年など乗らずに買い替えるんでしょうか? そこんとこ知りたいものです。


参考までにサスペンション部品メーカーに聞いたのですが、錆びないようにちゃんと防錆処理はしているとのこと。もちろん、テストもしているそうです。


ただ、写真を見せたところ大して驚いた様子ではなかったので、十分にありうる状態なのでしょう。


ボディがここまでサビで腐らないようになったのですから、サスペンションなど重要な部品も同様にサビないように作って欲しいと思うのはボクだけじゃないでしょう。


参考までにサブフレームを交換するとなると、少なく見積もっても20~30万円ほど修理代にかかるそうです。車検を含めれば諸々で50万円近い出費。どう考えても、もっと程度の良い中古車が買えちゃいます。


そんなわけで、わずか1年ちょっとで買い替えなくてはいけないという、ボクの中では最短で手放したクルマとなってしまいました。結構気に入っていたんだけどな~。でも仕方ありません。


で、早速次のクルマを見つけて乗り換えました。そのお話は次のブログで。

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■余談ですが、リヤスタビを外したら走行安定性が低下するんじゃないの?と思う方は多いのでは。実際には、ほぼ影響なしです。というか、逆にサスペンションがスムーズに動くようになって、乗り心地も抜群に良くなっちゃいました。今まで感じていたリヤのゴツゴツ感が皆無になったと言っても過言じゃないです。コーナリングの限界は若干低くなるかもしれませんが、一般の人が普通に運転する分にはリヤスタビはいらないと思いましたよ。