ASAの、ただのクルマ好き 第231回 未来のコンセプトカーってあこがれちゃいます

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投稿日時
2020/01/31 22:17
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昔のコンセプトカーは

わかりやすくて夢がありました


冬だというのに、20度近くまで気温が上がったかと思えば、またまた真冬の気温に戻るなど、異常気象が続いてますね、ASAです。昔はちゃんと冬は寒くて、夏は暑いと決まっていたんですけどね。季節ごとにわかりやすい気温のほうがいいんですが、時代の流れでしかたないんでしょうか。


わかりやすくなくなった、といえば最近のモーターショーに出品されるコンセプトカー。小難しい説明はあるんですが、いま一つピンと来ないものも。


かつてのモーターショーのコンセプトカーは、近未来的な装備や斬新なデザインで見るものをワクワクさせたものです。それが、いまでは自動運転や安全装備などをアピールした変なカタチ(失礼!)なクルマばかりで、ちっとも魅力的じゃありません。


ま、現在は過去から見れば近未来なんで、ほとんど夢が叶っちゃったこともあるのかもしれません。



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まだ飛ぶクルマは実用化されてませんけどね。


で、最近みつけたミニカーでおもしろいものがありました。1969年にオーストラリアのホールデン社が作ったコンセプトカー、ハリケーンです。


アメリカのGM系カーメーカーであるホールデンは、ユニークなクルマを作っていたのですが、残念ながら2017年にクルマの製造は中止してしまいました。ハリケーンは、そんなホールデンが元気なころに作り上げた、超近未来のショーカーです。


約260psを発生するV8エンジンをミッドシップに搭載。流麗なデザインのボディは、コックピット部のウインドウ部分が戦闘機のキャノピーのように上部に持ち上がって開き、クルマに乗降するようになっているんです。


これは、実用性はともかくとして、カウンタックの跳ね上げドアや300SLのガルウイングドアよりアクションが派手で目立ちます。いきなり前のクルマのルーフがガバッと持ち上がってあいたらビックリです。



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最近の電動オープンルーフなどは、これに近いイメージと言っていいかもしれません。


それ以外にも、リヤビューカメラやデジタルメーター、オートエアコンなど、当時考えられる未来的な便利装備が搭載されていたそうです。しかも、ナビゲーション的な装備まであったというんですから、ホールデン、あなどれません。


現在では当たり前の装備をすでに半世紀以上前にコンセプトカーとして作り上げていたんですからね。しかもハリケーンは、V8ミッドシップのスーパーカーで、走りの方もなかなか高性能だったようです。こんなすごいクルマがヨーロッパより先にオーストラリアで作られていたなんて、本当に衝撃です。


で、どうもこのクルマのレプリカがオーストラリアで作られたみたいなんです。詳細は不明ですが、レプリカ版を元に作られたと思われるミニカーが、エイペックス・レプリカ社から1/18スケールで登場したんですね。


これは超レア、というかおもしろいんで手に入れてみました。

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オレンジメタリック系のカラーリングが美しいボディは、なかなか魅力的。レジン製のプロポーションモデルなので、キャノピーやリヤカウルは開閉しないんですが、十分にいい雰囲気です。


ウインドウ部は一体型で前方にAピラーもありません。きっと乗ったら解放感抜群だったでしょうね。そのぶん、オートエコンは必須装備と考えられたのかもしれません。


ちなみに、昔の写真を見ると、ウインドウが持ち上がると、乗降性を良くするためにハンドルは一緒に上部に持ち上がったようです。そのあたりの構造が実際にどうなっていたのか見てみたいものです。


とにかく、50年以上前に作られたクルマとは思えないオシャレでカッコいいハリケーン。現在のコンセプトカーで、50年後に乗ってみたいと思えるような夢のあるものは思い浮かびません。ハリケーン、やるなあ。もしレプリカの実車が日本に走ってくるようなことがあれば是非乗ってみたいです。





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■どうです、カッコいいでしょ? 古臭い感じはなく、いまでも目立つこと間違いありません。