ASAの、ただのクルマ好き 第235回 日本インディ200マイルで優勝したローラT90のミニカー登場です!
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またまた気になるミニカーが
レプリカーズから登場です
ミニカーが大好きで、海外からも取り寄せているASAです。ところが、困ったことに。なんと4月から日本発ー海外行きのいわゆる国際郵便が全面ストップ。
もちろん理由は新型コロナウイルスによる郵便事情の悪化。最近は国内郵便にも少し影響が出ているようですね。
一番困ったのは、ヨーロッパからの郵便発送が止まってしまったこと。ギリギリで間に合ったものもあったんですが、やっぱり日本と同じように4月から完全にストップ。ドイツにかなりの注文をしていたんですが、いったいいつ来ることやら。
でも、向こうでストップしているとわかっているモノはまだマシ。なかには発送されたものの、このごたごたで行方不明になっているものも。実はボクもオーストラリアからのタービンカーの写真が行方不明。いずれ到着してくれればと祈っているところです。
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こんな状況下、いつもミニカーを注文しているアメリカのレプリカーズから最新リリースの案内が届いたんです。しかも、待っていた1/18スケールのインディカーです。
でも、発送できないんじゃ注文してもしょうがない。で、今は送れないよね?とメールをしてみると、なんとUSPSもUPSもFEDEXもいつも通りに動いているから問題ないよ、との返事。信じられません。
でも、まったく問題ないというので早速注文しました。で、いつも通り1週間ほどで手元にちゃんと届いたじゃないですか。アメリカの郵便、やるなあ。というか日本の郵便、しっかりしろよ、と思っちゃいました。
さて、今回登場したレプリカーズの最新作は、1966年のインディ500に出走した2台のローラT90です。
1台は1966年のインディ500優勝車であるAMERICAN RED BALL ローラT90 #24 。
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グレアム・ヒルのドライブによって、前年の優勝マシンであるロータス38などの並み居るライバルを抑えての優勝でした。
もう1台は、やはり1966年のインディ500に出走した、Bowes Seal Fast ローラ T90 #43。こちらも英国人ドライバーのジャッキー・スチュワートがドライブ。成績は振るいませんでしたが、その年のルーキー・オブジイヤーに選ばれました。
この2台は、同年に富士スピードウェイで開催された日本インディ200マイルレースにも出走。このレースでもローラT90は大活躍し、ジャッキースチュワート駆る#43のT90がグレアム・ヒルの#24のT90を抑えて優勝したのでした。
余談ですが、この時に日本に上陸したロータス38の1台がそのまま日本に残り、搭載されていたFORDの5リッターV8エンジンが某ト〇タのグループ7マシンである〇ヨタ7のエンジン開発に使われたという話があるんです。
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実際、ヤマハは1965年のインディ500に自社製の機械式インジェクションシステムを組み込んだFORD V8エンジン搭載のロータス38ヤマハSPLを出走させているんです。その話はボクのコラム第122回で触れているので、良かったら見てくださいね。
話をミニカーに戻します。
レジン製のボディは、プロポーションモデルですが、エンジンやサスペンション、コックピットはしっかりと再現されています。
ダイキャストのように重量感はありませんが、それでも存在感はバッチリ。
初めはバンダイが50年くらい前に作った1/16スケールのローラT90のキットがベースかな?と思ったのですが、そうでもないようです。ちょっとノーズが長い気もしますが、置いた時のバランス感は悪くなく、かなりカッコいいです。
ちょい気になったのは、前後で太さが違うタイヤでしょうか。実際には前後同サイズのタイヤが装着されていたハズ。
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前後異径がOKになったのは1969年からだったと思います。たぶん、これは、最近のレストアされたT90を参考にしたのかもしれません。ヒストリックカーイベントなどでは、走りを重視して最新のタイヤを装着。サイズも前後異サイズにしていたりするからです。
いや、もしかしたらこの部分だけバンダイのキットをマネしたのかな? あのキットは確か前後サイズが違っていたような。きっと、その後に出た1/12スケールのロータス49F1のキットの影響で、前後異サイズにしちゃったのかな?と勘ぐってます。
でも、そんな部分も含めて気に入りました。なにしろ、このスケールじゃ初のモデル化。こんなレアなマシンは他じゃ作らないでしょう。いつもながらレプリカーズに感謝です。
オールドインディマシンファンなら、是非とも2台並べて飾って欲しい最右翼ですね。
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