ASAの、ただのクルマ好き 第242回 ボンネットの気になるデントを直してみました

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投稿日時
2020/06/29 14:15
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デント修理はやっぱり

プロに任せた方がいいかな


暑くなってきて、外での作業は結構つらく感じるASAです。でも、クルマいじりの基本は屋外作業。熱中症にならないように、日陰で作業し、水分補給も忘れないようにしましょうね。


多少涼しい朝夕の時間帯を選ぶのもありなんですが、この時間帯は蚊の活動時間帯でもあります。涼しいけれどかゆい。暑いけれどかゆくない。難しい選択ですよね。ボクはと言えば、多少暑くても日陰で作業しています。かゆいのは苦手なもんで。


さて、今回はボンネットにあるデントの修理にチャレンジしてみました。そう、あのポチっとしたえくぼみたいな凹みです。小さい凹みなんで気にしなければいいんですが、やはり気になり出すと目に入って来ちゃうもの。少し前から気になってました。


以前デント修理の取材をした時に、簡単に裏から凹みを押し出すのを見て、意外に簡単なんじゃないかと。



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取材時に試させてもらったんですが、そうは簡単に行きませんでした。なにしろ、見えない裏側からピンポイントで凹み部分を最適な力具合で押し出す。正直、熟練の技が必要な修理です。


でもね、今回の凹みの位置がボンネット。そう、裏が見えるんですね。凹みの位置がわかれば、素人でも修理できるんじゃないか? そんな悪魔のささやきが聞こえてきたんです。


で、ボンネット裏のインシュレーターをめくってみると、うまい具合にボンネットの骨からわずかにずれていて、へこみの部分が確認できたじゃありませんか。


ラッキーかどうかはわかりませんが、適当に道具を揃えてデントを修理してみることにしたんです。

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写真の赤く〇で囲っている部分に凹みがあります。よく見ると、単純な凹みではなく、角張ったものが当たったようで中心部に薄っすらと直線の凹みも入っているのが気になります。


まぁなんとかなるでしょう。というのが実は間違いの元だったんですが、それは後からわかること。いわゆる後の祭りってやつですかね。


デントの修理に使うのは、専用の鋼鉄製の棒。前端がツルツルに磨かれていて、てこの原理を利用して凹んでいる部分の裏から棒の先端を押し付けて、ゆっくりと押し出すというものです。


でも、今回の凹み部分は直接押し出せるので、少し硬めのプラ棒やプラハンマー、木槌などを用意。適当に凹み部を裏から押してみることにしたんです。


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用意したのは写真にあるように、家にあった道具。とくに専用品は用意しませんでした。


で、まずは裏から凹み部を押しながら、表面の変化を観察したんですが、これがちゃんと当たっているようで当たらない。裏から凹み位置がわかっても、反対の表面を見ていると凹みの部分からずれちゃうんです。


そう考えると、デント修理のプロはまったく見えない部分にツールを差し込んでピンポイントで凹み部分を押せるんですから神業ですよね。


でも、しばらく試しているとなんとなく位置関係を把握できるようになってきました。で、グイグイと押してみたんですが、いっこうに凹みが戻る気配がありません。力具合が弱いのか、プラツールが柔らかいのか、思ったように行かないんです。


考えてみれば、相手は鋼鈑。そう簡単に押し出されたりしません。

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そこで、もう少し硬いプラスチック棒を使って押してみることにしました。すると、今までよりは少し凹みが出てきた感じ。これはいい、とスケベ心を出して、プラ棒をプラハンマーで少し強めに叩いたのが間違いでした。


なんと、逆に表面側の一部分が出っ張ってしまったんです。


ありゃりゃ大変。でも、慌てずに今度はボンネットの表面から少し叩いてみると、出っ張りは少し元に戻ってくれました。


確か、デント修理のプロもケースによっては一度出っ張らせてから叩いて平らにするという話を聞いたことがあります。なんで、いいかなと無理に納得。

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その後も、叩いたり押したりを繰り返し、悪戦苦闘の1時間。プロだったらとっくに修理が終わって、一服していることでしょう。


でも、素人作業ではまったく思ったように凹みが治りません。


最終的に、これ以上やったらまたやり直しになるかもしれないから、ここで止めよう!と言う状態にはなりました。


見ないようにすれば、凹みが気にならない感じのレベルです。


そうそう、初めに書いた角張ったものが当たった直線的な凹みは、押しても元に戻りませんでした。きっと、これはプロでも難しい凹みなんだ、と自分に言い聞かせて諦めました。

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というわけで、結論は綺麗に治したいならプロに任せるのが一番、ということです。でも、それはわかっていても自分でやってみるのがカーDIYの楽しいところ。


ま、クルマいじり全般は下手の横好き的要素が多分にありますよね。それでもいいじゃないですか、楽しけりゃ。それに自分のクルマなんで、どういじってもいいんですよ。みなさんも、クルマで気になるところがあったら自分でいろいろいじってみてくださいね。



■どうですか? そんなに凹みが気にならなくなってますよね? じっくり見ると修理前よりひどくなっている気もするんですが…