ASAの、ただのクルマ好き 第243回 エアコンフィルターをチェックしたら凄かったです

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投稿日時
2020/06/29 15:13
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こりゃひどい!

しばらく交換してなかったみたいです


暑くなってくると、家でもクルマでも大活躍のエアコン。最近クルマのエアコンを使うと、ちょっとホコリ臭い気がしていたASAです。


2代目J32ティアナくんがうちに来て1年弱。比較的ちゃんと手入れをしてあったクルマのようで、内外装ともに年式なりの状態。車内もイヤなニオイがすることもなく、エアコン使用時でもかび臭いような悪臭がすることはありませんでした。


それでもちょっとしたニオイがすると気になるもの。エアコンフィルターも定期交換されていたに違いない、と勝手に思い込んでいたんですが、念のために新品を用意して中をチェックしてみると!


お~、ここまで汚れているエアコンフィルターは、以前持っていたウイングロード以外知りません。というか、こっちの方も負けていない位の汚れ。




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フィルターを引っ張り出したらゴミがこぼれ出てきました。フィルター面は枯葉と思われるゴミで部分的に埋まり、エアコンフィルターの一部がゴミによってできた思われるコケで緑色に変色しているじゃないですか。


ココを通った空気を吸っていたかと思うとゾッとします。


ただ、フィルターはこれらの汚れやゴミを濾過して車内に侵入しないように設置されているので、エアコンフィルターが激しく汚れているということは、それだけちゃんと仕事をしていた証拠でもあります。汚れたフィルターを交換する際には、その仕事ぶりを褒めてねぎらってあげたいものです。

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では、エアコンフィルターの交換法を紹介しましょう。


基本的にエアコンフィルターは助手席のグローブボックス裏あたりに配置されているものが多いんです。トヨタ系では、グローブボックスも比較的簡単に外せて、裏にあるフタを開けるとエアコンフィルターがあり、古いものを抜いて新しいものを差し込めば作業完了。


ところが日産車はそうはいきません。


以前ウイングロードのエアコンフィルター交換を紹介したことがありますが、なんでこんなところにエアコンフィルターが付いていて、しかも交換するのがものすごく大変なの!と叫びたいくらい、整備性は最悪です。


そして、J32ティアナもウイングロードと作業性の悪さは肩を並べるほど。そんなわけで、昨年このクルマを手に入れた時、新品エアコンフィルターを一応買っていたにもかかわらず、交換していなかったんですね。

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だいたい、グローブボックスを外す時点でまず頭を抱えなくてはいけません。ネジが+や-ではなく、いわゆるトルクスなんです。正直、いい子は触ってはいけません、と言われているようなものです。


でも悪い子なので、トルクスドライバーを用意して上下6個のネジを緩めます。外したついでに普通の+ネジに交換しておくと、次からのグローブボックス外し時に便利かもしれませんね。


ネジを外せばグローブボックスは比較的簡単に外れるんですが、2009年式くらいまでの車両ではグローブボックスの内側に後付けの地デジチューナーが取り付けてある場合が多いので、配線類を外さないと、グローブボックスを取り出せないので注意しましょう。

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グローブボックスを外すと見えるのがエアコンのブロワーユニット。でもここにはエアコンフィルターはありません。トヨタ車の多くはこの部分に蓋があって、とてもわかりやすいです。


エアコンフィルターはというと、センターコンソールの裏側当たり。エアコンユニットの中央部、後端辺りにあるんです。その左側に小さな蓋があって、それを外したら中からエアコンフィルターを無理やり引っ張り出さなくてはいけません。


なぜかというと、フィルターの出入口サイズよりフィルターの方がはるかに大きいからなんですね。なんでこんな設計になっているのか本当に理解に苦しみます。きっと、エアコンフィルター設置をあとから考えたのか、ボディ設計とエアコン設計がまったくリンクしていなかったんでしょう。とにかく整備性無視のお粗末な設計と言わざるを得ません。

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写真を見てもらえばわかるように、フィルターのフタのサイズに対してフィルターがいかに大きいかわかると思います。


じゃ、どうやって中に入れるのかって? フィルターを無理やり押し潰して中にグイグイと押し込むんです。これが、狭くてしかも見えない穴に入れなくてはいけないので、かなり大変。


無理な姿勢でやっていると、体がねじれていたくなっちゃうくらいです。しかも、潰して入れたフィルターが中でちゃんとした形状に戻っているのかは目視確認できません。ちゃんと収まったことを神に祈るだけです。


でも、ここまで済めば作業は完了したも同然。あとは分解したのと同じ順で外したグローブボックスを組み立てるだけです。この時、内部の配線類もちゃんと元に戻したか、また、グローブボックスのをはめ込む際に配線をはさみ込んでいないかも忘れずにチェックしましょうね。


そうそう、エアコンフィルターを交換する際には裏表があるので必ず確認しましょう。エアコンの空気が流れる向きを確認し、フィルター横にある矢印の方向を空気の流れの方向と合わせるんです。これは必ず守るように説明書に書いてあります。


逆に入れるとどうなるか気になるところですが、逆に入れるとどんな問題があるかは書いてありません。


さてさて、交換作業が終わってエアコンを入れてみると、活性炭のようなニオイがして、気になっていたホコリ臭いニオイは消えました。ま、あのゴミがなくなったのだから当然と言えば当然かもしれません。


ここまで作業すると、車内の除菌消臭もしたくなるところ。近々にスチームタイプのヤツを買ってきて試してみようと思ってます。


クルマいじりって、大変なところもあるけれど楽しいなぁ。