ASAの、ただのクルマ好き 第246回 ユニークな形状の元祖ファンカー、チャパラル2Jが1/18スケールミニカーで出ます

操作メニュー
投稿日時
2020/06/30 03:43
[写真]

1/18スケールのフルディテールで登場する

チャパラル2Jの試作フォトが届きましたよ


シャパラルってご存知ですか?ASAです。そんなの当然じゃん、という方はきっと60代以上の方ではないでしょうか。ボクが子供の頃はチャパラルと呼んでいました。今回はチャパラルという表記で統一したいと思います。


チャパラルカーズは、1960年代にアメリカ・テキサスの石油王にしてレーシングドライバーだったジム・ホールによって設立された、レーシングカーのコンストラクターです。


1960年代~1980年代までアメリカのレースシーンを中心に活躍。とくにCan-Amでは2C、2D、2E、2Fといったマシンたちが大活躍し、いまでも多くのファンがいます。


ユニークなマシンを作ったことでも有名で、1969年のCan-Amマシンである2Hは、ボディ全体がウェッジシェイプで低く、非常に特殊なデザインを採用。


[写真]

小柄なジョン・サーティース専用マシンと言っても過言ではないマシンでした。


さらにユニークなマシンが1970年に登場した2Jでしょう。まるで四角い掃除機のような形状で、ボディ後端には巨大なファンが二つ付いています。


このファンで車体内部の空気を強制的に吸い出すことで、常に巨大なダウンフォースを生み出すという仕組みです。確かに効果があったようですが、ファンによって砂や小石が舞い上がり、後続車に非常に迷惑がかかったそうですよ。


その後このメカは使用禁止となり、チャパラルもCan-Amから撤退を決めます。


参考までに、この8年後にF1のブラバムがBT46に同等のメカを搭載し、ニキ・ラウダがこのマシンのデビュー優勝をしますが、他チームからチャパラル2Jと同等のクレームがついて、1レースのみしか使用できませんでした。特殊な技術は、なかなか受け入れられないんですね。





[写真]

さて、そんな不遇なマシンであるチャパラル2Jを、レプリカーズが1/18スケールミニカーで再現すると、以前からアナウンスしていたんですが、このほどその試作品の写真が届いたので紹介しましょう。


このミニカー、レアなモデルということもありプロポーションモデルかと思ったら、リアカウルが外せて中のエンジンもしっかり再現されているフルディテールモデルというのだからたまりません。


写真で見る限り、かなり細かく作り込まれているようです。


この写真を見て思い出したのが、EXOTOが作る予定だったチャパラル2Jです。10数年前にリリースするとカタログに出し、一時写真も公開されていたのですが、実際にはいまだに発売されていません。


そして、やはりその当時ですが、eBayオークションに多くのEXOTOの試作品が出品されたことがあるんです。この中に、2Jの試作品もあって、800ドルまで入札していたんですが、結局最後につりあがって落札できませんでした。

[写真]

出品していたのは、名前を変えて出品していたもののEXOTO自身。なんでしっているのかというと、1/10スケールのFORD MK.IVの試作モデルを落札したら、取引相手がEXOTOの社長でした。


おっと、話がそれました。レプリカーズの2JもEXOTOに劣らない、なかなかの出来みたいです。まだ試作なので細部が変更になる予定だとのことですが、ココから悪くなることはないでしょう。


発売時期はもう少し先になるとのこと。予約を入れて、完成するのを楽しみに待つことにしましょう。


早くできないかな。値段も上がらないことを祈ってます。


追記:ファンカーはFan Car。つまり扇車です。Fun car、楽しいクルマじゃありません。自分でも書いていてどっちかわかんなくなっちゃいますが、念のため。でも見た目が楽しいんでFun carでもいいかな。

[写真]


■エンジン回りもいい雰囲気です。

[写真]


■コックピットもしっかり再現されていますよ。確か当時のドライバーはVic Elford。現在のビックさんは、当時の鋭い顔つきからは想像できないくらい温和な顔になってます。このミニカーを手に入れたら、サインを入れてもらわなくっちゃ。

[写真]


■こちら側からのショットも上げておきますね。