ASAの、ただのクルマ好き 第247回 ヘッドライトを磨いてみました

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投稿日時
2020/06/30 15:53
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樹脂製ヘッドライトのくすみや黄ばみは

光を正しく照射しないので危険です


暑い日が続くと、日中に外出せず暗くなってからが多くなっているASAです。暗くなってからクルマで外出すると、必需品となるのがヘッドライト。街路を明るく照らしてくれるヘッドライトなくして、夜間の走行はあり得ません。


で、最近ちょっと気になっていたのがヘッドライトのくもり。樹脂製ヘッドライトは、経年劣化によってだんだんと黄ばんだり白濁したりしてきます。


その原因は、紫外線による劣化。太陽光線からの紫外線は樹脂製ヘッドライトの素材であるポリカーボネート樹脂を徐々に蝕むんです。


もちろん、紫外線劣化しないように表面には紫外線カットコーティングが施されているのですが、このコーティングは洗車や経年劣化でだんだんと落ちてしまいます。しかも、車種やグレードでそのコーティングの質が違うみたいなんですね。そして、落ちたら同じコーティングは再施工ができません。

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なので、クルマが新しいうちは洗車時にヘッドライトをケミカル類で磨いたりするのはNG。そっと洗って、ウエスで軽く水分を落とす程度にしておきましょうね。


また、紫外線劣化はヘッドライトの内側から発生する場合もあるんです。その原因はライトバルブ。純正品はまず問題ないんですが、社外品を選ぶ際にはきちんと紫外線対策を施してある製品を選ぶことが肝心。


紫外線は、ハロゲン、HID、LEDを問わず出てしまうものがあるので、選ぶ際にはUVカット対策をしている商品かチェックすることをおススメします。


参考までに樹脂製ヘッドライトの劣化が激しく、照度低下や配光パターンが正常でない場合、車検に通らないこともあります。そうなれば、最悪ヘッドライト交換をしなくてはならず、高額出費になる可能性大なんです。


そうならないためにも、日ごろからヘッドライトのくすみや黄ばみをチェックして、経年式車の場合は定期的に磨くなどのメンテナンスをしたほうがいいんですね。

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おっと、ティアナくんのヘッドライトのくすみの話でした。


くすみ自体はそれほどひどくないのですが、10年ちょい経過していることもあってよく見ると樹脂自体に細かなひびが入っています。こればかりは直しようがありません。


でも、表面のくすみは磨けばキレイになるハズ。そこで、電動ポリッシャーとコンパウンドを使って磨いてみることにしました。


手磨きでもいいんですが、表面の平滑性を保つためにはやはり電動ポリッシャーで磨いた方がきれいに仕上がるんです。手磨きだと、キレイに仕上がったように見えても、表面が微妙に凸凹になって光が拡散。ライトを点灯すると光に影が出るなどムラが生じちゃうんですね。


電動ポリッシャーで磨く際には、ライト周りまで磨かないようにマスキングテープで保護することを忘れないようにしましょう。


スポンジパッドに少量のコンパウンドを付けて磨いたところ、ハイ、こんなにキレイに仕上がりましたよ。

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ヘッドライトの表面を磨いたら、表面の紫外線防止コーティング処理を忘れずに行ってくださいね。これをしないと、せっかく磨いてもすぐにまたくすんじゃいますから。


今回使用してみたのはホルツのヘッドライト3Dコーティング。磨き用ケミカルとクロス、そしてコーティング剤がセットになっていて、効果は1年持続とのこと。


ま、選んだポイントは1000円程度と安かったことです。これなら半年も効果が持続すればOKです。


使ってみるとシートタイプの処理剤は伸びも良く、なかなか塗りやすいですね。ただ、ちょっとムラっぽくなる点が気になりました。乾いてからクロスで拭けばキレイになるかもしれません。

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夜になってヘッドライトをつけたところ、なかなかキレイになった感じです。気になっていた細かなひび割れも、よく見ない限りわからない点も〇です。


試しにカットがゆがんだりキレイに出なくなっていないかチェックしてみたところ、美しいカットが確認できました。また、路面の照射にもムラなどなくひと安心です。

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このキレイな状態がしばらく続いてくれるとうれしいなぁ。ま、磨くのは楽しいので、すぐにくもってくれてもいいんですけどね。

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■点灯したらこんな感じ。クルマがちょっと新しくなったみたいでニコニコです。