第184回 徳大寺さんの愛したカレー(8)

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投稿日時
2016/09/30 17:56
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(前回の続き)前掲の「ダンディートークII イギリス車の精神」(みずうみ書房/草思社文庫)の中で、徳大寺さんは「これは(万人に)安心してお薦めできる」として、ホテルニューグランド(横浜)の「スターライトグリル」のカレーと、富士屋ホテル(箱根)のカレーを挙げています。

残念ながらニューグランドの「スターライトグリル」は、1991年に18階建てのニューグランドタワー建設に伴って閉店してしまいました(その後は「スターライトカフェ」として本館1Fで営業していました。今年10月4日より本館1Fで「コーヒーハウス ザ・カフェ」としてリニューアルオープン予定)。

ニューグランドをよく利用している人に話を聞いたところ、“伝説の料理長”サリー・ワイルが創作したシーフードドリアや、同ホテル生まれのスパゲティ・ナポリタン、同じくプリン・ア・ラ・モードなどは改装後もメニューに残されていますが、一部消えたメニューもあるようです。ですが、徳大寺さんオススメのカレーは健在。

折しも徳大寺さんの三回忌が近づく中、9月いっぱいまでの期間限定でタワー5階のパノラミックレストラン「ル・ノルマンディ」にて「スターライトグリル 復活! at Le Normandie」フェアを開催していましたので、徳大寺さんを偲んで“スターライトグリルのビーフカレー”を食べてきました。

ホテル地下の駐車場に愛車のプジョーを停めてから、ロビーを通ってエレベーターで5階にある「ル・ノルマンディ」のドアをくぐります。このレストランは横浜港を一望できる素晴らしいロケーションで、希望通り窓に近い席に案内してもらいました。本館1階の「スターライトカフェ」は過去に利用したことがあったのですが、こちらのレストランは今回が初めて。スターライトカフェの上質感とカジュアルさがほど良くマッチングした空間も居心地が良くて好きなのですが、こちらのほうもグッと落ちついた雰囲気でとても気に入りました。

メニューを開くと、告知どおりスターライトグリル時代のメニューが並んでいます。あれこれ悩みましたが、今回は初志貫徹でビーフカレーとコーヒーを注文しました(続く)。