第186回 VWパサートGTEヴァリアント アドヴァンス(1)

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投稿日時
2016/10/01 09:32
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VWの表看板と言えば、昔はビートル、今はゴルフであることに異論を挟む人はいないでしょう。このメーカーは、70年以上の期間をほぼこの2車種で戦ってきたわけですから考えてみればすごいことです。

しかも、この2車種が一般ユーザーに与えるイメージも強力です。ビートル(もちろん昔の空冷のほうです)はドイツでの生産が終了してから30年以上が経過した現在でも、レトロモービルのアイコンとしてグッズやアパレル商品が作られ続けています。その人気ぶりはVWが初代の持つキャラクラー性だけを抽出してリバイバルしたザ・ビートルのような商品をラインナップに載せていることからも窺えます。

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いっぽう、1974年に革新的なFWD小型車として誕生したゴルフは、40年間・8世代に渡って世界中のユーザーから支持され続けています。ドイツ車らしい実用性と合理性を体現した独特のデザインから、クルマに興味がない人でも「ゴルフは見分けがつく」という人も少なくないようです。

では、VWのほかのラインナップはどうでしょうか? 前述のザ・ビートルはパイクカー的な存在ですので別にすると、現在の日本向けに用意されているVWの乗用車ラインナップは、下からup!、ポロ、ゴルフ、パサートの4車種になります。ところが看板車種のゴルフを別にすると、どうにも存在感が薄い。友人のライター・祓川隆一さんのようなVWマニアはともかくとして、ごくフツーの人にとってはゴルフの拡大版か縮小版かのイメージしか持っていないのではないでしょうか?(続く)