第187回 VWパサートGTEヴァリアント アドヴァンス(2)

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投稿日時
2016/10/01 09:53
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(前回の続き)このラインナップの中でゴルフよりも古くから存在するのがパサートです。ところが、このクルマは昔から地味な存在なんですよね。ゴルフと違って「これがパサートだ!」っていう強烈な主張がないんですよね。いいクルマなんだけどやっぱり地味。

ほら、学生時代にもいたでしょ? 容姿は十人並、勉強もスポーツもそこそこできるし、性格だって悪くはない。でも、自己主張がない分だけ目立たなくて、テストで万年赤点のヤツとか、運痴で体育の時間にからかわれているようなヤツよりも存在感が薄いヤツ。大人になってクラス会なんかに出席したら、本人を目の前にして担任の先生から「そんな子いたかなぁ〜? いたっけかなぁ〜?」とかいわれちゃう人。 乗っている人には申し訳ないけどパサートってそんなイメージです。

実際、パサートってモデルチェンジするとか、グレードが追加されないと、マスメディアもあまりとりあげる機会が少ないようです。ですが、その原因はパサート自身に負うところも少なくはありません。

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初代モデルは1973年にジウジアーロがデザインしたアウディ80(初代)の姉妹車として縦置きFWD車として登場。

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80年にデビューした2代目は日産でノックダウン生産されたサンタナの姉妹車で、こちらもアウディ80(2代目)の姉妹車。

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88年登場の3代目はVWの自社設計になり一般的な横置きFWDとなり、90年に登場した4代目は先代モデルのビッグマイナーチェンジ板。

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97年リリースされた5代目は再びアウディベース(初代A4)で、06年に誕生した6代目は再びアウディとの姉妹関係を解消してゴルフVの拡大判となり、11年デビューの7代目は先代モデルを大改良。

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そして、15年に登場した現行モデルに至るわけですが、モデルによってクルマの成り立ちも内容もまるで違っており、ゴルフのようにシリーズを通じて1本筋の通ったモデルというわけではありません(続く)。