ASAの、ただのクルマ好き 第121回 タバコのマークはNGなんです デカール貼ってみました その1

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投稿日時
2017/08/31 21:49
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デカールを貼るのは

結構楽しいのだ


実物のレーシングカーの姿を再現し、ファンを魅了するミニカー。皆さんもお好きですよね?ASAです。 もちろんボクも大好きです。いろいろ集めているのは何度かお伝えしているとおりなのですが、ちょっと気になっているのはその仕上がりです。


レーシングカーを彩る、いろいろな企業の広告ロゴマーク。なかにはほとんどレーシングカーのイメージそのものになっているものもあるのはご存知のとおり。


たとえば、F1マシンにはタバコのマークが大きく貼られているものが多かったのですが、喫煙を助長するとかなんとかという変な理由で、80年代頃から国によってはタバコマークを貼ったマシンをTVで放映できなくなったんですね。つまりマシンに貼ることができなくなったんです。



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ま、それはいいでしょう。でもね。なぜかわかりませんが、いつのまにかプラモデルやミニカーもタバコマークを再現して販売できなくなっちゃったんですね。いやー、その間抜けなこと。正直全然違うマシンみたいです。


苦肉の策で似たようなロゴやマークを貼ってはあるのですが、マシンが台無しなことには変わりありません。そこでマニアの人たちは、そのマシン用に用意された市販のデカールをミニカーのボディに貼って、本来の姿に仕上げるんですね。


以前は、ボディのタバコマークが本来あるべきところにタンポ印刷されたマークを剥がすという事前作業が必要でしたが、最近はマニアの心を察してくれたのかタバコマークが入る場所はブランクになっているミニカーが増えてきました。これは本当に嬉しいことです。


しかも、内緒でタバコマークのデカールが箱の中に入っているものもあるんです。これはどうやら本当はいけないみたいなんですが(実際に取り締まられたメーカーもあるそうな)、わざわざ購入しなくても済むので助かります。


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さて、今回デカールを貼ったのは某TSM社の1/18マクラーレン・ホンダMP4/6です。ホンダ伝統のV12エンジンを搭載したチャンピオンマシンですね。


で、このマシンは赤白のシンプルなボディにMarlboroマークが映える美しいデザイン。サーキットでもひときわ目立つものです。このボディにMarlboroマークがないなんて考えられません。というか超間抜け。


付属していたデカールは、ボディフロント、ボディサイド、コクピットサイド、ウイング表裏、そしてシャシーに貼る5種類。デカールはウォータースライド(水転写)タイプなので、コツさえつかめば誰にでも貼ることができることでしょう。


まずは、どのデカールをどこに貼るのかチェック。ミニカーにはどこに貼るかの指示は入っていませんでしたが、それはネット等で実車の写真を探せば、すぐにわかると思います。



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位置を確認したら、部位ごとに1枚ずつシートからカットします。そして、水に1度に全部のデカールを浸けずに1枚ずつ作業していくのが基本です。1度につけてしまうと、どの位置のデカールかわからなくなってしまう可能性が高いんです。


デカールを貼る際には、まず貼る面を濡らし汚れ等も落としておくとキレイに仕上がります。貼る時のコツは、台紙ごとボディにデカールを載せて、デカールの端を綿棒等で押さえながら台紙を横にスライドさせると、ボディ面にうまく載せることができます。


後はデカール位置を微調整して、決まったら余計な水分をティッシュ等で吸い取り、乾燥するのを待てばOK。どうです簡単そうでしょ?


水分が残っているうちはデカールは簡単に動かせるので、位置決めは難しくありませんが一度ボディ面に貼り付いてしまうと剥がすのは難しいのでここは注意しましょう。ま、慌てずにゆっくりと作業を進めるのが一番です。





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ウイング部は、ちょっと作業が厄介かもしれません。それは、ウイングが2段とか3段になっているために、加工が必要になるからです。今回のウイングはデカールを貼る面が2段だったので、予めデカールを上下で二分割に切ってから作業してみました。ウイングのセンターにはステーがあるので、もともとデカールは左右二分割。つまり四分割で貼るということです。


まずは上部ウイングに上半部のデカールを貼りこんでいきます。ウイングにはRがあるので時間をかけて内側面にデカールを回り込ませます。

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ウイング上段のデカールがうまく貼れたら、今度は下段です。上段の位置に合わせて貼りこんでいくと、写真のような仕上がりになります。少々時間はかかりますが、仕上がった時の気分は最高ですよ。是非トライしてみて欲しいです。


もちろん、分割にするのは面倒だし自信もないな、という場合はそのまま貼っても問題ありません。そして、その方がキレイに仕上がることもあります。実際、ウイングの裏面は面倒なので分割せずに貼ってみました。


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デカールを分割しないでそのまま貼った裏面はこんな感じ。そんなに違和感ないでしょ? ほとんど見えない部分だし、これでOKにしていいと思います。


ただ、やっぱりウイング形状に合わせて貼りたいというのであれば、分割しないで貼った後にカッターで切って上下に分割して、新たに貼りこんでいくという手もあります。


デカールの裏面には糊が残っているので、隙間から水分を入れてウイングに押し付けてあげればうまく馴染んで貼り込めるハズです。多少時間がたっても作業可能なので、決断が付いたらトライするというのもありかもしれません。


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はい、仕上がるとこんな感じです。1枚目の写真と比べるとマシンの雰囲気が全然違うでしょ? なんだかカッコよさが10倍アップした感じがします。いやー、カッコいいです。


子供の頃はデカール貼りは面倒で嫌いだったんですが、年を取ってくるとのんびり作業が楽しくなってくるから不思議です。これからの秋の夜長、デカール貼りをじっくり楽しんでみてはいかがですか?



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