ASAの、ただのクルマ好き 第122回 YAMAHAマークがないなんて! デカール貼ってみました その2

操作メニュー
投稿日時
2017/08/31 23:20
[写真]

肝心要のロゴやマークが

ボディにない!


前回のタバコデカールに続き、今回もまたまたデカールのお話です。どうぞお付き合いくださいね。


タバコのようにいろいろな規制でミニカーのボディに再現できないマーク以外に、スポンサーから許可が下りないために再現できないものもあるようです。


大体が、ライセンス代が高いとかいった金銭的な問題で使用できないといった場合が多いみたいです。とっても残念ですね。


で、最近手に入れた今は亡きカルーセル1製の1/18スケール・ミニカー 1965 INDY500 ロータス38 YAMAHA SPL.もそんな残念な1台なんです。なぜかって? だって、肝心のYAMAHAのロゴもマークも再現されてないんですから!


このマシンは、1965年のインディ500に名ドライバーであるダン・ガーニーのドライブで出走しました。

[写真]

結果はタイミングギヤのトラブルで早々にリタイヤしているのですが、同じロータス38に乗るジム・クラークは優勝をしています。


で注目すべき点は、YAMAHA SPL.とあるようにヤマハがスポンサーとなっていることなんです。エンジンはフォードV8。では何がヤマハなのかというと、このマシンには新開発のヤマハ製燃料噴射装置が装着されていたんです。


1965年というと、トヨタはまだ本格的にはレーシングカーの開発に乗り出してはいませんでしたが、ヤマハでは将来を見据えて実践的なデータを得るためにインディ500を試験の場に選んだようです。


結果として、1968年にデビューしたトヨタ7の3ℓエンジンはフォードV8をお手本にしており、その後5ℓに拡大してもベースは同じだったんですね。つまりこのロータス38 ヤマハSPLはトヨタ7のルーツと言ってもいいマシンな訳です。



[写真]

ところが、そのマシンのミニカーにYAMAHAの文字もマークもないんですから、トホホとしか言いようがりませんね。


じゃあデカールを貼って仕上がれば?と言われればそれまでなんですが、問題はデカールがなかったんです。若干スケールが小さい1/24のデカールはあったのですが、1度試したところやはり微妙に小さいんです。


しばらく諦めていたところ朗報が。アメリカでインディマシンのデカール専門に製作・販売しているインディカール社が1/18スケールのデカールをプリントしてくれるとのこと。


しかも、通常のデカールシートではクルマに必要な全部のデカールをプリントしてあるのですが、1/18スケール用ではカルーセル1のミニカーで足りない部分だけ用意してくれたんです。つまり、お値段が高くないんです。いやー、嬉しい心遣いに感激です。早速注文してみました。


到着したデカールは発色もよく、YAMAHAマークだけでなくPOWERED BY Fordロゴもあります。

[写真]

いわゆるプリンターにて製作したデカールなんですが、品質は高く、何度か他のミニカーや模型に使用していますが満足な仕上がりが得られるので、いつものように安心して貼ってみました。


この手の自家製デカールで共通なのは、デカールを自分で切り抜かなくてはいけません。プラモデルに付属している純正デカールのように、ひとつひとつが独立しておらず、透明な部分が1枚のシートでつながっているからなんです。


この部分さえ知っていれば、後は純正のデカールと同じ。前回に書いたデカールの貼り方でボディに貼ることができます。


デカールを切る際には、ハサミやカッターで丁寧にゆっくりと行ってくださいね。透明な部分は貼るとほとんど気にならなくなるので、少し大まかに切っても大丈夫です。



[写真]

デカールは多少のびるので、ボディ面に凹凸があってもちゃんとフィットします。ただ、ちょっと深い溝や隙間部分等に貼る場合は無理して力を加えるとデカールが切れてしまいます。


こんな時は、専用のデカールを柔らかくするケミカルがあるので、そういったものをうまく使うと一段上の仕上がりにできるんです。


ただ、専用ケミカルは使用するのに少々経験や慣れを必要とするものもあるので、無理に使うことはありません。そのままでも、十分にカッコよく見えるハズですから。



[写真]




この状態が市販状態です。まあ、何も知らなければこれでもカッコ悪くはないのですが・・・。

[写真]




デカールを貼って仕上げた状態がコレ。どうです。まったく雰囲気が違うでしょ? やっぱり本来の姿はカッコいいもんです。


[写真]





このミニカーを持っている方は、是非試してみてくださいね。