ASAの、ただのクルマ好き 第187回 カーエアコンのニオイ対策をしました

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投稿日時
2018/11/30 19:25
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エアコンのニオイを改善するため

ブロワーを掃除してみました


車内のニオイって気になりますよね。ASAです。中古で手に入れたJ32ティアナくん。前にもコラムで書いたように、前オーナーが喫煙者だったらしくタバコ臭が結構残っています。


ニオイ消しの基本である車内の拭き掃除、スチーム消臭剤、エアコンフィルターの交換をして大分臭くなくなったのですが、やはりまだニオイは残っています。プロが使うという消臭スプレーも使ってみましたが、完全にニオイが消えません。


エアコンのエバポレーター部を専用ケミカルでクリーニングするメニューがカーディーラーにあり効果的なのですが、予約をしないといけないのでとりあえずはパス。


今回やってみたのは、エアコンのブロワーの汚れ落としと、ダクト内の清掃です。


やり方は、以前このコラムでも書いていますが若干の分解作業が必要です。



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分解の説明の前に、エアコンのブロワーについて簡単に説明しておきますね。エアコンのブロワーは、簡単に言えばエアコンの風を送り出す送風機です。エアコンの風は、ブロワーによって外から吸い込まれた空気がエバポレーターで冷やされたりヒーターで温められたりしてダクトから吹き出しているんですね。


エアコンフィルターはブロワーの手前にあるので、基本的に空気中の汚れは1度濾過されています。それでもフィルターを通過してしまう汚れは残っています。ましてやフォイルターを交換していないと汚れた空気がブロワーを通過。徐々に汚れがブロワーに蓄積して行ってしまいます。


さらに、エアコンのダクト内にも汚れが回り、それが原因でエアコンダクトから吹き出す風が臭ったりするんです。


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さて、エアコン・ブロワーの分解クリーニングを早速始めましょう。ブロワーは、大体が助手席側ダッシュボードの内側にあります。そのため、まずグローブボックスを取り外します。


グローブボックスは、ネジ6本くらいで固定されているので通常はドライバー1本あれば外せるのですが、J32の場合通常のネジではなくトルクスネジで留められていました。


これはトルクス用のドライバーがあれば簡単に外せます。持っていない場合は、そんなに高いものではないので用意しておくといいかもしれません。


また、その後も分解することを考えると、一般的なネジと交換しておくのもいいかもしれないですね。


ネジを緩めたら、グローブボックスを手前に引っ張ると、簡単に外せるはずです。そしてその内側にブロワーユニットが現れます。ブロワーはこの中に入っています。ブロワー本体を取り外すのは簡単。

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ブロワーは3本くらいのネジで固定されているので、これを緩めてコネクターを抜けば簡単に外れることでしょう。


もちろん、すべてのクルマのブロワーがここに配置されているわけではなく、ダッシュボードセンターの裏あたりにあるものもあります。作業をする前に、自分の愛車のブロワーがどこにあるのかはちゃんと調べることをオススメします。


さてさて、ブロワー本体を外してみると予想通りに真っ黒に汚れていました。10年17万kmを走って蓄積した汚れです。空気中に混ざっていたホコリやドロ、タバコの煙等が静電気で引き寄せられ、ブロワーファンの表面にこびりついたのでしょう。


ファンの部分がナットで固定されているタイプであれば緩めて外し丸洗いできるのですが、このブロワーは分解できないようです。そこで、不織布を使ったウエットタイプのクリーニング用タオルを使って1枚1枚丁寧に拭き掃除をしました。



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結構頑固な汚れなので、落とすのに時間はかかりますが拭き掃除だけでもキレイにすることはできます。ブロワーファン自体は頑丈にできてはいますが、樹脂製なので無理して力を入れてしまうと破損する可能性があるので、できるだけ丁寧にゆっくりと作業するといいでしょう。


モーター部にクリーナーが入らないようにカバー等をすれば、クリーナーをスプレーしてからブラシ等でこすって汚れを落とすというのもいいかもしれません。


とにかく電気部品なので、水分等が内部に入らないように注意して作業しましょうね。


30分ほどかけて拭き掃除したブロワーは、ハイ、こんなにキレイになりました。これなら少しはイヤなニオイが消えそうです。


そうそう、ブロワー本体を外したついでに、ブロワーユニットの内部もついでに拭き掃除しましょう。中をのぞいてみるとやっぱりかなり汚れが付着していました。ここもウェットティッシュで拭きました。




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拭き掃除が済んだら、ブロワーユニット内やエアコンダクト内部に少しでも消臭効果がいきわたる様に、内部にプロ用の消臭スプレーを吹きかけておきました。


掃除が済んだら分解した時とは逆に組み付けていきます。これも難しいことはないと思います。外した配線やコネクターは、必ず元に戻しましょうね。


さあ、エンジンをかけてエアコンを入れてみると・・・。おー、ダクトから吹き出してくる風が心なしか臭くなくなっています。これなら車内で深呼吸したくなるくらいと言ったら大げさでしょうか。そのくらい今回のクリーニングは効きました。


車内のニオイ退治をいろいろやってみたけれどまだニオイが気になるというなら、ブロワーの掃除を試してみるといいかもしれません。とくに10年くらい乗っているクルマにはオススメです。

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■エアコン消臭には内気循環でスチーム消臭剤を吸い込んでエアコン内部だけでなく車内の隅々まで消臭できるタイプがオススメ。ニオイがひどい場合は、小型車やセダンでも大型ミニバン用等の大容量タイプを使うと効果が高まるようですよ。

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■エアコンフィルターの交換も、車内のニオイ改善に効果があります。とくに1年以上交換していない場合や、喫煙車両、ホコリっぽいところを良く走るのであれば、確実にフィルターは汚れているハズ。交換時には、消臭効果があるタイプを選ぶとさらにいいでしょう。