ASAの、ただのクルマ好き 第194回 これぞスポーツハッチ! メガーヌRSは普段使いもOK 

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投稿日時
2019/01/31 23:06
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アルピーヌの半額でこの性能

いろんな技術がてんこ盛りです


どうせ乗るならカッコいいクルマの方がいいですよね?ASAです。人とちょっと違うクルマ。できるならスポーティで、でも乗り心地も悪くなく、実用性がある。さらに言えば5人乗りで荷物もちゃんと詰める。考えてみればかなり無理な注文。でもそんなクルマ、あるんです。


セダン派のボクもちょっと気になる5ドアハッチバックのルノースポール、メガーヌRSです。旧モデルも結構気になってましたが、新型はさらに魅力度アップで登場です。


旧メガーヌRSもなかなか魅力的な1台でしたが、新型はより洗練され、スポーティ度もアップ。要するに一段とカッコよくなっての登場です。


現在日本に入っているのは、FFモデルの6速EDCトランスミッション仕様のみ。いわゆるツインクラッチの6速MTベースATです。だから、AT限定免許の人でもOK。近々MT仕様も加わるみたいです。

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搭載されるエンジンは、アルピーヌA110と共通の1.8L直4DOHC直噴ターボエンジン。メーカーに確認はしていませんが、聞いた話では各部に日産の技術が導入されているようです。


性能は279PS/390N・mとなかなかのもの。ちなみにアルピーヌよりハイパワーとなっています。メガーヌではインタークーラーが空冷(アルピーヌは液冷)と、アルピーヌのエンジンとでは細部が違い、直接比較はできませんが、アルピーヌもきっと同等パワーまで簡単にアップできるのかもしれません。


エンジンをかけると、いかにもスポーティといった野太いエキゾーストノートが聞こえます。でも、普通に走っている限りではうるさいと感じるものではなく、交通の流れに乗って走っている限り静粛性は悪くありません。


走り出すと、本当に自然に気持ちよく走れます。スポーティカーですが全く気負うことなく走れるんです。これなら普段使いでも何の支障も生じないでしょう。ここは大事です。



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迫力のボディは全長×全幅×全高:4,410×1,875×1,435mmとかなりワイドで大きめなのですが、リクライニング機構付きのバケットシートに座ったコクピットでは、その大きさを感じません。


クルマの大きさがつかみやすく、走っていてもじつに身軽にひらひらと走ることができるんです。これは、四輪操舵システムである4コントロールが威力を発揮しているのかもしれません。


タイトなコーナーでも、本当にスルリと抜けていくんです。これはとっても気持ちいですね。ただ、4コントロールのせいか、太いタイヤのせいか、あるいはアライメントのせいかはわかりませんが、高速直進性は微妙に感覚とズレが出ることがありました。


ま、ヤバいレベルとか、気になって走れないレベルというのではなく、そういうときがあったという程度。クセみたいなもんでしょうか。高速直進安定性がもっとひどいクルマはたくさんあるし、慣れの問題かもしれません。

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乗り心地は悪くありません。かなりしなやかな設定で、路面にしっかり追従する感じです。ただ、タイヤサイズが245/35R19と太いからか、荒れた路面ではゴツゴツ来るときがあります。でも、スポーティカーとしては相当快適な部類だと思います。


気になったのはロードノイズ。たぶん装着されているBSポテンザS001の特徴だと思うのですが、路面によってかなりノイズが出るんです。ま、逆に言えば音で路面の変化がつかめるという利点もあるんですが。ミシュラン・パイロットスポーツ4辺りを履けば、また印象は変わってくるに違いありません。


大型のブレーキはかなり強力に効きます。これなら安心して飛ばせることでしょう。ただ急制動には威力抜群ですが、微妙に踏力を抜いたり入れたりしたときに感覚と合わないこともありました。とくに停車時にスッと踏力を抜いて止まろうとしたとき、パッドが食い込んだままのようになってガクッと急停止するんです。静かに走りたいときは少し気になりました。



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エンジン性能は、1.5tをわずかに切る車重には十分で、その気になれば相当に速く走れます。さらに、RSドライブでスポーツモード、レースモードに切替が可能。よりスポーティな走りが可能になります。このモードでは、ローンチコントロールが使えるようで、これを使えば最大限の加速能力を味わうこともできます。ま、今回は燃費テストだったので試すことはありませんでしたが。


メガーヌRSは予想以上に楽しく走れ、しかも実用性も高いクルマということがわかりました。価格は440万円とアルピーヌA110の約半分。となれば、メガーヌRSはかなり狙い目と言えるのではないでしょうか?


かつて日本にもスポーティなホットハッチがたくさんありましたが、現在ではほぼ絶滅危惧種となっています。カローラスポーツ等が登場していますが、正直インパクトが薄く、食指が動きません。日本のカーメーカーならもっと魅力的なヤツができるハズです。






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是非ともカッコよくて、飛びつきたくなるようなホットハッチが日本のカーメーカーから出て欲しいものです。くれぐれもカッコいいやつをお願いしますね。




■リヤシートは3人座れます。ただ、前席に背が高い人が座ると足元スペースは少なめ。

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■ラゲッジスペースは十分な量が確保されています。このくらいあれば、ロングツーリングでも荷物をしっかり積んで出かけられますね。

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■R.S. ビジョンは、フロントバンパー株にあるチェッカーフラッグ型のデザインをしたライトで、スモールランプ・フォグランプ・ハイビームとして機能。ステアリング操作に連動して曲がりたい方向を照らすコーナリング機能も持っています。